お経という精神安定剤
昨今のストレスマネジメントは、
不安、後悔、嫉妬、憤怒、などなど、ネガティブな心の状態にとらわれないようにするために、今ここに集中する能力を高めよう。マインドフルな時間を増やそう。
という風潮が強くなってきています。
マインドフルネスはもともと禅の系統からアメリカで流行し、日本に逆輸入されてきたもので、もともと仏教と強く関係しているようです。
そんな中、ふと気づいたのですが、、、
お経ってあるじゃないですか。
宗派にもよると思いますが、僕の実家では、毎日家の仏壇に向かってお経をあげていました。(浄土真宗の真宗大谷派というやつらしいです)
で、一定時間、一定のリズムでひたすら呪文を唱え続けるわけですよね。
それだけに集中する時間って、マインドフルな状態でもあるんじゃないかと思ったわけです。
しかもお経って、確か、一呼吸で何行も読まないといけなかった記憶です。
息を吐く時間を長くすることにより、副交感神経が優位になって、リラックス状態に入ります。
ますますマインドフルに近づきます。
ということで、
毎日数十分のお経をあげるということは、
毎日数十分のマインドフルな時間を確保するということでもあり、
精神安定剤として十分機能していたから、ここまで流行ったんだろうな。と思いました。
何か特定の作業に没頭する時間を毎日作るとメンタルケアにも良いのかも?
以上、お経とマインドフルネスに関わる雑談でした。
では。また明日〜