Cardician's Blog

映画鑑賞のようにマジックを楽しむ習慣を

禁煙によって獲得した『渇望』を無視する力

去年のGWから禁煙しました。
今となってはもうお酒を飲んでいるときに隣の人がタバコを吸っていたとしても、別に問題ないです。

ちなみに、「吸いたい」という気持ちが完全に無くなったというわけではありません。

美味しかった記憶はありますし、吸っているときの多幸感はまだ記憶しています。

が、「あ〜吸いたいなぁ」と思ったとしても、
「あ、久しぶりに吸いたいって思っているなぁ。まぁ禁煙したし、タバコ吸うと体だるくなるからこの欲望は無視しておこう」

という感じで、欲望をなんとなく客観視して観察することでやり過ごす(=結果的に無視する)ことができるようになりました。


瞬間的に湧き上がる欲望に対する対抗手段を、同じく欲望によって始まった喫煙習慣をやめようとすることにより、手に入れることとなりました。

タバコ吸っててよかったことといえば、
タバコミュニケーションと、この渇望無視力かもしれません笑

 

生活におけるすべての欲を無視するのはただ冷たい日々になるだけなので、何を無視して何を無視しないのかは個人的な嗜好で決めています。

この欲望/渇望を一旦無視する力(力というか姿勢ですかね)は、最近でもすごい活きていて、

例えばこのブログも、正直「あ、めんどくさい。眠い。ここまで続けたしそろそろ1回ぐらいサボってもいいかなー」と思うことは多々ありますが、「あ、今サボってもいいかなーって考えてるなぁ。。。確かにちょっと目がしゅぼしゅぼする感じはあるなぁ。。。。まぁまだ1年も経ってないし、自分の生活の品質チェックにもなるからなぁ・・・・とりあえず、今日あったことの振り返りからやろう。。」と手を動かし始めたり、

毎日の筋トレも、「あー今、めんどくさいって思ってる。。。とりあえず筋トレ用の音楽つけるか。。。」という感じで一旦感情を観察して本来やるべき行動を淡々と始める。ということをやっています。その結果、コンスタントに毎日毎日続けられているのかなと思います。

まぁ毎日毎日やる必要はぶっちゃけないとは思いますが、自分の中でリズムがあったほうが良いので、毎日やってます。


ということで、言いたかったことは、

禁煙って、「吸いたい」という欲を感じなくすること。が大事なのではなくて、「吸いたい」と思ったとしても、それを無視することができるようになること。のほうが大事なんじゃないかなーと思っています。

 

これは、禁煙に限らず、ダイエットでも、運動でも、日々の勉強などにも利用できるかなと思います。

湧き上がった欲を一旦自分で観察して、採択するべきかどうかを判断する。


僕も引き続き毎日の中でトレーニングしていきます!