Cardician's Blog

映画鑑賞のようにマジックを楽しむ習慣を

自分のOSを把握する

最近、僕の中でホットな分野が進化論、進化心理学です。

本当にこの数日間で面白いなと思い始めたところなので、キャッチアップはこれからなので、また(書ける範囲で)面白いことがあればシェアします。

一体全体、工藤は進化論、進化心理学の何に面白みを感じているのか?が今回のテーマです。

 

僕個人として、自分自身のOSの動く癖がわかれば、日々の生活はもっと楽になるだろうなと思っている節があります。

ここでいうOSとは、自分自身の無意識的な行動原理や思考原理のことを指しています。

なぜ、カードマジックが好きなのか。
映画インセプションに惹かれる理由はなにか。
なぜ、女性の笑顔が好きなのか。
満腹になるとむしろ不快感が強まる理由はなにか。
などなど。

 

自分の前頭前野による論理的で制御的な意識によって制御ができない、大脳辺縁系によってもたらされるこれらの快/不快の判断軸には無理やり抵抗するよりも、ある程度は潔く従ったほうがスムーズに生活を送れると思っています。

ニワトリのくせに渡り鳥のように別の島に飛んでいこうと一生懸命努力しても、流石に無理なものは無理なように、自分自身のOS上、適合していないことを無理やり制御しようとするのはコスパが悪いだろうと考えています。

 

例えば、睡眠。

結局の所、人間は睡眠から逃げることはできず、睡眠不足になると昼間のパフォーマンスが低下する他、脳卒中など、体調を崩して死ぬ確率も高まるので、適切な時間、寝る必要があります。

レーニングによって短縮できる睡眠時間もせいぜい1時間程度とのことです。
人が必要な睡眠時間は遺伝子で殆ど決まっていて、ショートスリーパーには努力でなれるものではない。

自分のOSに逆らって短時間睡眠でやりくりしようとするのではなく、潔く寝たほうが、トータルでQOLが高まります。

 

こんな形で、食事、生活スタイル、社会性、運動、などの側面について、”ホモ・サピエンス”という種族にはどのようなOSが働いているのかを知れれば、今よりももうちょっとスムーズな摩擦の少ない生活ができる気がしているので、進化論、進化心理学を学んでみたいな。と思っています。


あるがままの自分の素養を受け入れて、それを良い方向に利用する方法を考える。

ある種、セルフ・コンパッション的な考え方かもしれませんね。

 

梅雨、早く空けないかなぁ。。
ではでは。