ネガティブな感情って別に悪いことじゃないよね
常にポジティブであることが美徳であるかのような声をたまに聞くことがあります。
ちょっとでもネガティブな感情を抱いている自分はだめなんじゃないか?と自己嫌悪している声も。
別にそんなことないと思ってます。
確かにポジティブな感情を持っていると気分が良いですし、生きていて気持ち良い気がしますが、ネガティブな感情が人間に不要なものだったら、現代までの自然淘汰の中でなくなっているはずです。
不安を感じるからこそ、事前準備を入念にするし、
恐怖を感じるからこそ、危険から身を守ることができるし、
自己嫌悪をするからこそ、PDCAを回そうとするのだと。
不安や恐怖自体を問題視するのではなく、
不安や恐怖を感じる自分はダメな人間なんだと考える思考の癖のほうが問題な気がしています。
不安を感じるなら、「あ、もしかして事前準備足りてないのかも?もう一度チェックしてみよう」と考えたり、
恐怖を感じるなら、「もしかして、危ない橋を渡ろうとしているのかも。。。不要なリスクなら避けようかな。。」と考えればよいと思います。
ポジティブな感情にもネガティブな感情にも、主観的な善悪の解釈をすぐしてしまうのではなく、その状況の自分を冷静に把握して取るべき対策を取る。
自分の感情を否定せず、そのまま受け入れて、対話する。
何が嫌なのか。なんで嫌なのか。どうすれば解決できそうなのか。
変な感情を感じたとき、真正面から向き合うようにすると、セルフコンパッションを高めることにつながるかもしれないなぁと思います。