柔軟に考える勇気を持つ
●●ができなければ、意味がない。
●●ができないようであれば、自分の人生には意味はない。
自分は●●を達成するために生きている。
すごく力強い意志だと思いますし、そこまでしてひたむきになれる何かを持っているのは財産だと思います。
僕の場合、良いアクト、良いマジックショーをやりたいというところになります。
ただし、諸刃の剣でもあると思います。
その●●が達成できそうにないことがわかってしまった場合には、そこまで大切にしていたそれを捨てる覚悟が必要です。思考の柔軟性がなかったら、そこで人生ゲームオーバーと考えてしまう危険があります。
特にその時、ストレスフルな状況だった場合、ストレスホルモンにより、冷静で客観的な思考を司る前頭前野の機能が低下している状況なので、柔軟に考えることができず、ゲームオーバー側に思考が倒れてしまいやすいそうです。
べき論はクールですし、自分を奮い立たせるのに有効な心がけだと思いますが、今の仕事で成果を出すことだけが人生なわけではないですし、今そばにいる恋人と一生一緒にいることだけが目的なわけでもないですし、様々な楽しみがあるのが実際問題です。
結構努力しても、うまく成果が出せない職場だったり、職種だったら、たまたま自分の適性にあっていなかっただけで、場所を変えたらまた違う結果になる可能性があります。
大きな夢を掲げてそれに立ち向かうことと、
それだけを盲信して依存することは別問題。
努力もせずに「自分にはあっていない」という人は一生”自分にあっているもの”とは出会えないでしょうが、一定以上の努力をしてもだめだったら、すっぱりと諦めて次に行けばいい。
柔軟に考えても大丈夫だと思います。