学習性無気力に陥っていないか?
どうせ僕には・・・
どうせ私には・・・
どれだけ努力しても結局は・・・
僕はそんな器じゃないし・・・
こんな口癖がある場合、学習性無気力状態かもしれません。
学習性無気力とは、
自分の努力では結果は変わらない。どれだけ頑張ってもいつも失敗する。自分の努力は無駄である。
ということを何度も経験して学習することによって、努力をしなくなる=無気力状態になるという現象のことです。
自分が今納まっている場所から抜け出すような目標が目の前に降りかかってきた時、
学習性無気力の状態だったら、手が届くかもしれないのに手を伸ばさないという事象が発生します。
失敗は大いにした方が良いけれども、
闇雲に失敗し続けると学習性無気力に陥ります。
闇雲に無計画に失敗しまくるのは、危ないのではないか。ということです。
自己有能感(自分でコントロールしている感)を損なわずに、
失敗を繰り返す方法が必要。
となると、今の僕には一つしか方法は思い浮かびません。
それは、
結果KPIではなく、行動KPIに着目すべし。
というものです。
先日こちらの記事でも書きましたが、
自分がコントロールできないことに精神を削るのではなく、
自分がコントロールできることに注力しよう。
という考えとほぼ一緒です。
自分のコントロールできることをKPIとして定めないから、
努力が数値に反映されているのかどうか定かではなくなって、
学習性無気力に至るのではないか。
という僕の仮説です。
失敗を重ねるのは悪いことではない。けれども、
その失敗に至るまでの過程で自分がどのような行動を取ったのか?
という行動KPIに着目しなければ、相当のポジティブ野郎じゃない限り、
「自分はどうせ失敗ばかりだ」という学習性無気力に苛まれる可能性があるかもしれない。
成果に繋がりそうな自分の行動を数値化して測定していく。
このブログも連続82日になりました。
これは、行動KPIです。
結果がどうなるのかわからないけれども、
とにかく毎日実行してみる。
という行動は自分でコントロール可能です。
コントロールできない結果は気にせず、
行動KPIだけをみて泳ぎ続け、
息継ぎがしたくなったら結果としての数値を確認し、
行動KPIの軌道修正をする。
こんな手法であれば、失敗し続けても学習性無気力とは無縁でいられるのかなぁと思っていました。
ということで、
あなたも行動KPIを定めてみてください。
ではまた明日~