結果を意識しすぎると行動できなくなる。
インプットだけではなく、
アウトプットしなければ世界は変わらない。
とは昨今よく言われることですね。
実行されないアイディアには価値はない時代。
とも言われていると思います。
いかに行動に起こすか。実行するのか。が大事な風潮ですが、
実行すること自体はぶっちゃけ簡単だと思っています。
やれば良いだけなので。
(物理的にできることであれば)
ただ、そんな簡単には物事は進まず、
なかなかやった方が良いと思っているのに実行に移らないことはたくさんあると思います。
何が行動を阻害しているのかと考えてみました。
結果、
その行動をした結果、自分は得をするのか損をするのか。
成功するのか失敗するのか。
労力に見合った成果を得ることができるのかどうか。
他人に馬鹿にされたりしないだろうか。などなど、
行動の結果がどうなるのかを考えすぎているからな気がしています。
結果を意識しすぎることによって、
硬直して行動が取れなくなっている状態。
そんな時は、次の考え方を採用することで、
楽に行動がとりやすくなるのではないかと思っています。
それは、
「自分がコントロール出来ないことをコントロールしようとしない。」
ということです。
例えば、僕のこのブログの場合、
とりあえず訓練として毎日何か書こう。と思い立って、
今日で80日目の更新になりました。
ここで、
月間〇〇PVを稼ぐ。
とかいう目標設定をしても良いとは思いますが、
PV数は自分ではコントロールできないことなので、
あくまで一つの結果としての指標として捉えるレベルでよくて、
これとは別に自分でコントロールできる目標を立てるべきです。
毎日30分。と思って文章を書き始める。とか、
ブログを書いてからお風呂に入るようにする。とか。
他人に関係なく、自分で自分をコントロールすれば達成できる範囲の目標を定めます。
自分がコントロールできる範囲のことであれば、
なんとかなる可能性が高いので、そこに注力すれば良くて、
自分がコントロールできない領域までもコントロールしようとすると、ただただ疲労しやすいと思います。
だってコントロールできないんですからどうしようもないんです。
※自分に降りかかる事象が自分でコントロールできない場合、ストレスは増大することがわかっています。
言ってしまえば他人からの評価とか、自分の取り組みの成否なんて、
自分でコントロールできないので、
さっさと諦めて、自分がコントロールできる自分の行動にフォーカスを当てれば良いということだと考えています。
学生の場合は、
テストで〇〇点を取る。とか、〇〇大学に合格する。
とかも、極論自分でコントロールできることではないので、
毎日何時間は勉強する。とか、
この日までにこの問題集を3周やる。とかいう目標にしたほうが、
疲労が少なく積み重ねていけると思っています。
結果の成否等に気を取られて、
今この瞬間のパフォーマンスが損なわれてしまう事象は、
換言すれば、マインドフルネスになっていない。
ということでもあると思います。
また登場してきました。
マインドフルネス。
かなり万能な能力ですね。
自分がコントロールできないことをコントロールしようとすることは早く諦めて、
今この瞬間の自分ができうる最善策に集中する。
何か新たな行動にひよっている自分がいたら、
このことを思い出して、背中を押すようにしたいなと思います。
それでは。また明日~