ブドウ糖と集中力/意志力は無関係らしい
ブドウ糖をとって、脳をリフレッシュ!意志力/集中力を回復させよう!
というのは昔から言われていることだと思います。
最近だと、脳のリフレッシュを目的としたラムネのお菓子も販売されてて、港区女子はラムネをいつも持ち歩いているといないとか言われています。
僕自身も、疲れたからチョコでも食べて脳に糖分を補給しよう。としていた時期もあります。
が、どうやら、意志力と糖分の関係性についてはほぼ完全に否定されているそうです。。
ブドウ糖レベルが低下したら、「チョコ」に対する自制力は低下してしまうことは確認されており、それゆえに、ブドウ糖が減ったら意志力が低下すると考えられていましたが、ブドウ糖が減っても「読書」などの他の誘惑に対しては影響が特になかったそうです。
ブドウ糖が減ったから、それを補給するためにチョコの誘惑レベルが高まり、手が伸びやすくなっただけで、全般的な意志力が低下しているわけではなさそうだとのことです。
しかし、なにか頑張ったあとに甘いお菓子などを食べたら、再度やる気がみなぎってくる経験は誰しもがあるかと思います。
それについてはどう説明がついているのかというと、
それは、”感情”という観点から説明ができるそうです。
・疲れてストレスたまり、気分がネガティブになる
↓
・甘いものを食べて、気分がポジティブになる
↓
・再度、頑張れる。
というように、気分/感情がよくなることによって、再度タスクにむかうことができるようになる。とのこと。
感情をコントロールすることで、タスクに対する集中時間をコントロールすることもできると思われています。
ということで、
脳に栄養を補給するためにブドウ糖を摂取すれば、脳の疲れが吹き飛んで再度頑張れる。
は、ほぼ嘘で、
感情が高まるから再度頑張れるだけのようです。
日常的にラムネを口にしながら仕事をするのは、糖尿病の危険性があるから、控えたほうが良さそうです。。
代わりに、休憩時間を確保して好きな音楽を聞くとか、軽く運動をするとかして感情をポジティブにすれば効果はあると思われます。
ではでは。また明日。
参考文献