失敗を許容するためにはインセンティブの設計が肝
毎日更新95日目となります。デジタルマーケティングのコンサルをやりながらマジシャンもやっている工藤悠也です。
※出演情報は公式LINEにて逃さすキャッチできます(https://lin.ee/4BFdXKF)
人の行動を制御するための最も効率的な方法が、インセンティブを用意する。ということだと考えています。
人ごとに何に報酬を感じるのか?はちょっとずつ変わってくるので、誰かを説得をするときは、いかに適切な相手のインセンティブを提示できるか?満たしてあげれるか?が大事です。
このインセンティブの洞察と提示がうまい人が、俗に言う調整力のあるコンサルタントでもあると考えています。
僕はMax50名程度の開発の人たちとコミュニケーションをとって、無茶な要求を頼んでいた時期があるので(その節はみなさんありがとうございました。)、割と慣れている方だと思っています。
人を動かすために考えるべきはインセンティブの設計です。
失敗を恐れずに挑戦できるようになりたい。
失敗を恐る心を誤魔化すために、インセンティブの設計を見直してみると良いかもしれません。
往々にして「成功」に対してインセンティブが設定されていて、「失敗」に対してはネガティブなインセンティブが設定されていると思います。
失敗を恐れなくするためには、この設計から変える必要がある気がしています。
「失敗しても良いんだ」というマインドになれるように、インセンティブの設計を変える必要があります。
「成功」や「失敗」という結果に対してインセンティブを設定するのではなく、その前段にある行動「挑戦」に対してインセンティブを設定してみるのはいかがでしょうか。
正しい(科学的な)仮説検証を伴うアプローチで挑戦している場合には、インセンティブを発行し、仮説無しでただ実行している行動にはインセンティブは出さない。という構造です。
こうすれば、成功や失敗に囚われることなく、ダーツを的に向かって投げ続けることができます。
「正解」がなくなった現代、「正解」は事前に見抜くことは極めて難しく、ダーツを投げまくって、当たるか当たらないかを見定めるしかありません。
大抵の人はマトの場所がわからないという理由でダーツを投げようとしません。もしくは、ちょっと投げてすぐにやめます。
この辺りにマトがあるのではないか?という仮説を持って投げる。という行動を繰り返すことが重要視されている現代ですから、「正しい挑戦」という行動自体にインセンティブを設定するのが良いのかもしれません。
荒療治
ナンパ攻略とかでよく出される話としてこんなものがあります。
ナンパを成功させようとすると、緊張して声かけれないし、声をかけてもリラックスして会話ができないから連絡先ゲットにつながらない。
今日は10人に断られよう!という目標設定にすれば、比較的緊張しなくなるし、リラックスして場数を踏みまくれる。
失敗するつもりだったのにいつの間にかナンパがめっちゃ上手くなった。
このように、そもそも失敗することを計画に組み込んだ上で失敗を求めて行動するのも一つの策かもしれません。トリッキーですね。
ということで、
挑戦する行動の数を増やしたいのであれば、
成功や失敗という結果に対してインセンティブを設定するのではなく、
「仮説検証を伴う挑戦」という行動自体にインセンティブを設定してみてはいかがでしょうか。
というお話しでした。
それでは、また明日!
出演情報は公式LINEにて
工藤悠也の出演情報やイベント参加情報は、公式LINEにてお手軽にキャッチできます。
お席が限られているイベントの場合は、公式LINE限定で情報解禁を先行させることがあります。
まぁいつか観てやるか。というそこの貴方。
是非ともお友達登録の上、タイミングを見計らってくださいっ!
lin.ee
※ID:@cardician で検索可能。