欠点/無駄/短所が無いことは良いことなのか。
欠点がない人、
短所が見当たらない人、
無駄をとことん削って効率化を図る人。
聞き心地はよく、優れた人のようなイメージを持ちますが、よくよく考えるとそうではないと思います。
あ、優れた人ではあると思うんですが、趣がある人/面白い人ではないなと思います。
AIが発達してきたことにより、今後、客観的で合理的で正しい判断を行うのは機械の仕事になると思っています。
電源さえあれば、24時間365日システムは働いて、一定の品質で仕事をし続けてくれます。
知らない知識があったとしても、Googleが瞬時に教えてくれます。
そんな時代に突入していくにあたって、
失敗しないこと/欠点がないこと/無駄がほとんどないこと
を、我々人間自身が目指す必要ってないんじゃないかと思っています。
むしろ、失敗したり欠点があったりしたほうが人間っぽくて面白いですし、無駄なことがたくさんあったほうが生活はゆったりと豊かなのかもしれません。
「欠けているところがあったほうが人間っぽくて良いじゃん」
と、自分に対して素直になることで、無理やり頑張ってたあれこれから解放されて、スッキリする気がしています。
かねてから僕も完璧主義的な傾向があるので、時たまこの言葉を振り返っていきたいと思います。