Cardician's Blog

映画鑑賞のようにマジックを楽しむ習慣を

IQはただの個性。

人の知能はIQという数値によって説明ができるとされています。
実際に本格的に測定したことがある人は少ないとは思いますが、IQという言葉自体は馴染み深い言葉だと思います。

IQが高い人と低い人、なぜ違いが生まれてくるのか。

 

生まれてからの環境や、学生時代に勉学に励んでいたのかや、運動を定期的に行っているからなのかなどなど、様々な理由を思い馳せることができますが、、、、、、どうやらIQの77%は遺伝によって決定されるそうです。。。。。

 

生まれたあとの努力によって23%分は変化させることができるそうですが、ほとんどが遺伝。。。

 

身長の遺伝率は66%で、体重の遺伝率は74%だとされています。
背の高い親から背の高い子供が生まれるのは身近に感じられると思いますが、そんな身長よりも、IQは親から大きな影響を受けているそうです。

※ところで、体重の遺伝率も高いですね。ダイエットが全然できない人はもしかしたら遺伝の可能性が。。。


ということで、IQが低いのは本人が悪いのではなく、親の責任。
というか、親も遺伝で持っているだけなので、しょうがないです。
何が悪いのかというと、IQが低いことは悪いことだと見下す偏見だと思う。

 

冷静に考えれば当たり前ですが、
人間の価値とIQは同義じゃない。
ただの個性の一つ。

 

身長が高い。とか、
顔が整っている。とか、
胸が大きい/小さい。とか、
肌の色が黒い。とかと同列で、その人の個性の一つ。

 

大事なのは、与えられている個性の中で何ができるかを考え、見出して日々生産的に生きていくことなんじゃないかなーと思ってます。

 

ウサイン・ボルトが全力を出していたとしても、それがほふく前進だった場合、流石に僕たちのジョギングでも100m走は勝てると思います。

 

今持っている個性をどう利用するのか。

 

資本主義社会の文脈の中では、差別化による優位性確保が重要なので、他との比較が大事になりますが、こと一人の人間の生活に限って見れば、他人と比較する必要なんて本当にないんだなーと最近思えてきました。

 

まずはあるがままの自分を受け入れることができるように、セルフコンパッションを高めていきます。

 

いつも結論が一緒な気がしますが、マインドフルネスに引き続き取り組んで行きたいと思います。

 

では。