Cardician's Blog

映画鑑賞のようにマジックを楽しむ習慣を

あるある質問に対する返答リストを作る。

人は自分が口に出していることが現実になるように行動をしてしまう。という習性があるとかないとか。

実際に目標や理想の自分がやる行動を口に出すことによって、自分のコンフォートゾーン(快適領域)がずれることにより、行動力が生まれるのかなと思っています。


ポイントは僕はポジティブな人間でありたいと思っているときに、「ポジティブに考えよう!」と口に出すのではなく、ポジティブに考えている人がいいそうなことを口に出すことが大事なんじゃないかと思っております。


例えば、最近どう?って聞かれたとき、
ポジティブが強い人は「絶好調だよ!」と即答し、
ネガティブが強い人は悩みながら「んーまぁなんとか。。」と心もとない返答をする感じがします。


ポジティブな思考を生活に増やしていこうとするなら、
最近どう?って聞かれたら、まず「絶好調!」と返答し、
その理由をそれから思い返して会話につなげることで、日々の出来事のポジティブな面に着目する癖ができる気がしています。


ポジティブ/ネガティブだけでなく、落ち着いた人。とか、思慮深い人。とか、細かい人。などなど、様々な理想像に利用できると思います。

自分がどんな人でありたいか?をイメージして、その人なら、あるなるな質問に対してはどう返答するかな?と考え、その返答内容を事前にリスト化してしまうことで、半自動的に理想の自分の返答をプログラミングしてしまおう。という試みです。


僕も実際のところ、最近どう?については、「調子良いよ!」とまず答えるようにしています。


理想の自分だったら、あるあるなあの質問にどう答えるだろうか?と事前に考えて、リスト化しておく。

よく、プロになりたてのマジシャン向けのアドバイスとして、お客さんからのあるある質問に対するおもしろ回答は自分で事前に用意しておけ。というものがありますが、それにすごく近いですね。
それを私生活でやってしまおう。という話と一緒です。

 

それでは。

 

PS.

梅雨の出番ながい。。。。しんどい。。。。

休憩時間こそスマホ禁止。5分間だけでも目を閉じる。

休憩時間に”ちゃんと”脳を休憩させるためにはどうすればよいのか。という話です。

スマホをいじってSNSを見て気分転換をする。は良くない休み方だそうで、多くの刺激を受けることによってかえって脳の疲れが増すそうです。

 

それよりも静かに目を閉じて安静にしている、閉眼安静が絶望的におすすめです。

 

疲れを感じたり、集中力の低下、注意力の低下などを感じたら、5分間だけでも目を閉じて光を遮断してぼーっとしてみるだけで、かなり回復できます。

パワーナップといって、日中帯に積極的20分以内ぐらいの仮眠をとることでも、その日のパフォーマンスを劇的に回復させる事ができます。
実際に眠らなくても、机に突っ伏して10分目を閉じているだけでも効果はあります。

 

どうやら、”目を閉じる”という事自体が脳の休息には大事みたいです。

確かに、目を開けたまま眠れないですもんね。

 

閉眼安静をすることにより、大脳皮質が休息しているときに出てくるα波が出てくるとのことで、これを開眼状態で行うのはかなり難しいそうです。

開眼状態でも、ぼーっと寝ているのか起きているのかよくわからない状態になることもたまにはありますが、目を閉じたほうが手っ取り早いですよね。

 

ということで、
疲れたとき、休憩を取りたいときには、
スマホを触るんじゃなくて、目を閉じること。

 

眠れなくても良いから目を閉じる。

5分間だけでも良いから目を閉じる。

 

軽い運動をして脳に行く血流を増やすのも効果的なので、僕の場合、回復率が悪いなぁと思うときは、よく高速腕立て10回とかをざっとやったりしています。

 

ぜひ、お試しあれ〜。

意図的なトレーニング|読書編

先日こんな記事を書きました。

1万時間の法則の注意点 - Cardician's Blog

無意識にぐだぐだと目標もなく続けるトレーニングよりも、目標を定めるなどした意図的なトレーニングが重要であるという話でした。

 

そこで、今日は、読書方法について、ちょっとした意図的なトレーニングをしてみました。

それは、30分で1冊の本を読み、大枠を掴む。という速読に向けたトレーニングです。

 

1回の本読みですべての情報を頭に入れる必要はないので、今後すぐ利用できるような、選択的注意が働いている情報に焦点をあてて読むことで、最小の時間で最大の効果をあげよう。という試みです。

詳細まで把握するのではなく、その本の重要なポイントや、筆者の主張、自分が今知りたいことをつまみ食いするイメージです。

 

とりあえず以下の3Stepで試してみました。

Step1(5分):目次を見て、要旨を把握しつつ、読むべきポイントを定める
Step2(20分):読む
Step3(5分):まとめる

今回読んだ本はこちらです。

考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子

考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子

  • 作者:長沼 毅
  • 発売日: 2015/04/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

そして、最終的なまとめは以下(工藤メモそのまま抜粋)です。

———————————————————
・我々は不必要に頑張りすぎて疲れてしまっている。
・もっと楽に生きて良いと思う。
・多くの能力は遺伝子によって左右される。
 努力で向上させる余地もあるが、多くは遺伝子の影響。
・無理に苦手なことに労力を割く必要はない。
・特に他人からの期待に答えようとすると、苦手なことにでも頑張ってしまう傾向にある。他人の期待に答えようとするのはやめよう。
自己実現とは、前人未到の何かを達成することではないので、必要以上に自分を追い込んで苦しまなくてもよい。
・人間も生物なので、生まれて生きて、遺伝子を残して死ぬだけ。その道中でくすぶったとか、花開いとかは種としては大した問題ではない。
・昨今の男女平等の波による、男女混合チーム編成は人類史上初の試みとなっているので、遺伝子レベルで初体験過ぎて、ストレスはかかる。しょうがない。
———————————————————

 

さぁ、トレーニングを終えての感想ですが、「今知ろうとしている重要な情報には直接関係がなさそうだけれども、個人的にはちょっと興味がある情報」をちらっと目にすると、そこの熟読を始めてしまう癖があるようです。
なので、あとでまた熟読するように、何らかの印をつけて、我慢するなどの策が必要だなと思いました。

すぐに脇道にそれるから、時間ロスが激しくなってしまうのだと笑

 

そして、ゆっくりじっくり本を読むのって楽しかったんだなと思いました笑
筆者の言い回しの癖とか、細かい文章構成とかを読んでいくとその人の性格が何となく見えてくるので、そういうところも読書をしていて面白いと思っていたんだなと再認識したところです。


本書の大枠は掴んだので、このあと、詳細をじっくり読んでいきたいと思います。

 

結構、意図的なトレーニング、楽しかったです。

では。

「何を、どう伝えるか」大事なのは・・・

「何を、どう伝えるのか」

どちらが大事か??
というと、紛れもなく、両方。だとは思いますが、
ケースによっては、その重要度合いの比重は変わると思います。

 

BtoCの仕事の場合、「どう伝えるか?」に対して、奇をてらったクリエイティブな表現方法が採用されがちだと思います。
が、それは、面白さをトリガーに多くの認知を獲得することが目的にされることが多いからだと考えています。

より多くの人にアプローチするためには、”正確性”よりも”わかりやすさ”や”面白さ”を重視したほうが成績は良いです。
実際、YouTubeで多くの人にリーチしているチャンネルは、”正確性”よりも擬似的な”わかりやすさ”や”面白さ”や”奇抜さ”を全面に押し出している傾向があるかと思います。

”正確性”の最たるものは査読付き論文だと思いますが、そんなものが一般大衆にヒットするわけなく、一部の専門家のみに出回ります。

 

一方、BtoBの場合、特定の”この人/この会社”が求めている情報を伝えてあげれえば良いので、奇抜なアイディアによる認知拡大よりも、正確性とわかりやすさを兼ね備えた表現方法が適している場合が多いです。

どれだけプレゼンが面白くても、伝えている内容自体に価値がなければビジネスを発展させることはできないので、HowよりもWhatのほうが重要度は高いというわけです。

 

ということで、
BtoC:「どう伝えるか(How)」のほうが重視されがち
BtoB:「何を伝えるか(What)」のほうが重視されがち
だと認識しています。


さて、BtoBではWhatのほうが重視されがちと言ったものの、Howも伴っていなければ相手に伝わらないので、もちろんだめですね。

※伝え方が9割とかいう本もありましたが、僕は読んでないので、言及は避けます。

 

重要なポイントをわかりやすく、かつ、資料だけが独り歩きしても誤解が生まれないように正確性も担保する資料作りというものはそこそこ難しいものです。(僕も修行中です)

が、メッセージライン毎にある程度の型は決まっていると思います。

・今目指している目標を達成するためには、3つの要素が重要で、そのうち今2つが足りていない。
とか、
・要求事項の背景を洞察すると、重要なのはAよりもBだ。
とか
・施策Aを実施するために必要な要素とStepはこうだ。
とかとか、

伝えたいメッセージラインごとに有用なテンプレートは意外と存在しています。

 

BtoB領域においては、「何を伝えるのか」のほうが重要視されがちなので、Whatに対する考察を行う時間をたっぷり確保できたほうがベター。
Howを実行する(資料を作る)時間を最小限に効率化するために、各種資料のテンプレは大いに利活用していくのが良いかと思っています。

 

 

少し横道にそれますが、

情報過多になり、有用な情報が溢れている社会になってきている今、”誰が”その発言をしているのか。も大事になってきていると思います。

というか、最近だと大事にしすぎで、もうちょっと”何を”の部分をちゃんと自分の頭で捉え直してみようよ。と思うときがたまにあります。

有名人からの同調圧力って強いですからね。。
僕もガッキーが短髪男子好き。って言ったらずっと短髪で居続けると思います笑

 

ただ、インフルエンサーマーケティングは価値創造からの逃げだと思っています。

マーケティングはHowの学問じゃなくて、Whatの学問であってほしい。

個人的には、”何を”を重視して生きていきたいなーと思います。(急に人生論)

それでは。

1万時間の法則の注意点

こんにちは。工藤悠也です。

よくその分野の上級者になるためには1万時間を要する必要がある。と言われますが、あれ、ただ単に時間を使えば良い。という話ではないことは、冷静に考えればわかるかと思います。

時間を使えば良いだけなら、小中高と英語の授業を受けてきた日本人みんな英語喋れるはずですが、そうではないですもんね。
(くそ。。。。英語話したい。。。)

 

重要なのは、時間の質。トレーニングの質です。

 

意図的な練習が重要だとされています。
意図的な練習とは、ちゃんと目標を設定して、それに向けて努力をするスタイルの練習のことです。

なぜ、意図的な練習が必要なのか。
なぜ、無意識の練習を繰り返すだけではだめなのか。

 

これについては、そもそもの生物としての「学習」のメカニズムに立ち返るとわかりやすいです。

生物の学習メカニズムはシンプルで、
行動に対するフィードバックがあり、それが快だったら、その行動を増やし、不快だったらその行動を減らす。というものです。


行動(練習)に対して、何らかのフィードバックがなければ、その行動を増やせばよいのか。減らせばよいのか。どう修正すべきなのかが脳機能レベルで判断できません。
そのため、良い行動だっとしても、今の行動を生み出した脳回路を強化するプログラムが発動しにくいわけです。

言ってしまえばPDCAですね。

 

目標/理想がなければ、今回の自分の行動が良かったのか悪かったのかが判断できないので、脳にフィードバックを与えることができません。

なので、ちゃんと目標や理想状態を堅持した上で、練習に取り組んだほうが、効率的だよ。ということだろうと考えています。


ただ、無意識下でも学習はある程度進む。という、潜在学習というメカニズムもあるそうです。

 

報酬が与えられていない状態で学習していくので、すぐさま学習結果は表面に現れていないけれども、ひとたび報酬が与えられると(意図的になると)それまでの学習結果が急に行動に反映される。というものです。

 

テレビや映画を見ながら練習するのも無駄じゃあないみたいですが、意識的な顕在学習より、潜在学習のほうが優れているという話ではないみたいなので、できることなら、顕在的に意図的な学習をしたほうが効率は良いのだと思います。

ということで、

なぁなぁで続けている読書や瞑想もちゃんと目標や身につけたいスキルを想定しながら日々行っていこうと、今一度背筋を伸ばします。

ブログについては、別にアフィリサイトを作ろうとしているわけではなければ、コンテンツマーケティングをやろうとしているわけでもなく、自分の日々のアウトプットを書き綴っているだけなのでこれといった目標も思いつかず、しばらくなぁなぁで続けます笑

稚拙な文章すみません笑

 

それでは。また。

【雑記】落ち着きとは無縁の少年時代。

今でこそ、知り合いからは、「工藤、落ち着いていて、27歳とは思えない」的な評価を受けるような落ち着きっぷりを”演出”できていますが、小学生の頃はさっぱり真逆だったんですよね。

個人的には本性としては全然落ち着きの無い側の人間な気がしています。

 

なので、未だに、「勤勉」とか「慎重」とか「堅実」とかいうワードを見ると、「あ、自分とは無縁の言葉だ」とうっすら思っています。

 

授業中、ずっと座っていることも難しく、5,6年生の頃には、「5分間じっとしていなさい。」と親の前で正座させられたり、毎日晩御飯のあと、集中して積み上げないと崩れてしまうバランスゲームみたいなので、落ち着くようなトレーニングもさせられてました(親に勝った記憶なし)。

中学生になったら、座っているのは大丈夫でしたが、ずっとペン回しやノート回しなどをやったかなーと思います。

ずっと授業に集中しているのは不可能だったので、板書を取るのも苦手で、気づいたら授業が進んでいて、まだノートに書き写していないのに先生に消されることなんてしょっちゅうでしたね。。。

あとは黒板の文字をノートに書き写すのにどうやって書き写せばよいのかわからず、悩んでいる間に授業が進んでいってしまってた記憶です。

なので、ちゃんと板書を取らないとついていけない教科はダメダメでした。英語とか。国語とか。

数学は公式使って計算さえすれば良いので、問題なかったです。
理科も全部教科書に書いてあるので大丈夫でした。

社会は、単純記憶をしなきゃいけない。という時点でつまらなさすぎて無理でした。。。
「検索したら出てくることを覚える必要なんてないでしょ」根性で、単純記憶が求められる勉強は結構放棄してましたね。。。

(そりゃ高校受験、失敗するわな。。。)

とはいっても、落ち着きは中学2年生ぐらいからついてきたと思います。

 

なぜ急に落ち着き男子になり始めたのかというと、
そっちのほうがモテそうだったから。
です。

口数少なく、ちょっとミステリアスで、クールで、だけども話すと気さくで笑顔いっぱいで優しい。
しかも、サッカー部のキャプテンでグラウンドでは大声出してサッカーをしていて、テストの点数も悪くない。

というキャラづくり。

結果でいうと成功してましたね。もう完全に。モテキでした。

大人になってから、実はあの子もあーでこーであの子とあの子がそれで仲悪くなってたんだよ。的な話を聞いて、びっくりしてました。(またモテたいなぁ)

 

そして、なんやかんや、その延長で、落ち着いた口数の少ない今の工藤が出来上がりました。

エロの力はすごいですね。

 

ところで、ここから真面目ですが、

「自分を●●というキャラに仕立て上げることで、それに必要なスキルを高めていく。」

というテクニックは科学的にも有用であるとされているようです。

 

コンフォートゾーン(快適領域)を理想の自分像に焦点を当てることで、現状の自分とコンフォートゾーンの相手に矛盾を感じるようになるため、ホメオスタシスの効果により、自然とコンフォートゾーンに向かって自分が変化していく。という理論があるそうです。

 

本来の自分はこうなんだ。とイメージを持つことによって、今の自分とのギャップに認知的不協和が発生するので、その不快感を解消しようと、必要なスキルを身に着けていく感じです。


実際に子供に対して「あなたは数学が得意だね」と教師が伝えると、それまでの成績に関係なく、言われた子供の数学の点数は伸びていくそうです。

「あなたは優しい心を持ってるね」と言われた子供は他人に優しくなるそうです。


「自分は●●な人間である。」
と自分で規定することで、その●●に自然と近づいていく心理効果。


自分は読書家である。とか、努力家である。
などと定めてあげると、もしかしたら少しずつ高めたいスキルが自然と高まっていくかもしれませんね。

独り言も使いよう

こんにちは。工藤悠也です。

なにか細かくて難しい作業に取り組んでいたり、物事の整理をしたり、試行錯誤をしているとき、ついつい独り言を使っちゃうケースが多いです。

「えーっとこれはこうだから、多分こっちなんだけど、、そうなると、、、、これはこうだから、、、これはこうしたほうが良いよね。あ、やっぱりそうだよね。ってことは・・・」

という風に。


これまでは仕事中に周りに人がいることが多かったので、結構小さく独り言を言っていたのですが(周りの人ごめんなさい)、最近は自宅で仕事をしているので、特に気にせずに一人で喋りながら仕事をしています。笑

で、実は、独り言(セルフトーク)って使いようによっては実際に自分のパフォーマンスを高めることもできるそうです。

 

セルフトークには、大きく分けて2種類あり、
全体的な意欲を向上させる意欲的セルフトークと、細かな作業に注意を向ける指示的セルフトークというものがあるそうです。

意欲的セルフトークは、絶対勝つ!とか私はできる!とかいう鼓舞するようなセルフトークで、

指示的セルフトークは先に僕の例で出したように、一つ一つのスキルや思考や体の動かし方などについて、自分で注意を向けていくようなもの。


細かい作業をするときに指示的セルフトークを使うとどうやらパフォーマンスが高まるそうです。


個人的には、思考を口に出していくことで、今自分は何を考えているのか?というメタ認知が進みやすくなるから、難しい作業や物事の整理などを行っているときには有用なんじゃないかなと思います。


あと、アイディア出しのときに使われる6色ハット発送法がありますが、そのように、多角的な視点から今の自分が持っているアイディアを評価したいとき、自分で次のような接続詞を口に出すことによって、スムーズに視点を使いわけることができる気がしています。

「どういうこと?」→洞察/明確化
「例えば?」→具体化
「本当に?」→証拠確認
「要するに?」→整理
「ということは?」→転用/発展
「でもさ・・・」→反証/否定意見/あら捜し

などなど。

 

意外と、独り言って悪いものじゃないみたいなので、
使いこなしていけると良いですね。

では。