Cardician's Blog

映画鑑賞のようにマジックを楽しむ習慣を

【雑記】落ち着きとは無縁の少年時代。

今でこそ、知り合いからは、「工藤、落ち着いていて、27歳とは思えない」的な評価を受けるような落ち着きっぷりを”演出”できていますが、小学生の頃はさっぱり真逆だったんですよね。

個人的には本性としては全然落ち着きの無い側の人間な気がしています。

 

なので、未だに、「勤勉」とか「慎重」とか「堅実」とかいうワードを見ると、「あ、自分とは無縁の言葉だ」とうっすら思っています。

 

授業中、ずっと座っていることも難しく、5,6年生の頃には、「5分間じっとしていなさい。」と親の前で正座させられたり、毎日晩御飯のあと、集中して積み上げないと崩れてしまうバランスゲームみたいなので、落ち着くようなトレーニングもさせられてました(親に勝った記憶なし)。

中学生になったら、座っているのは大丈夫でしたが、ずっとペン回しやノート回しなどをやったかなーと思います。

ずっと授業に集中しているのは不可能だったので、板書を取るのも苦手で、気づいたら授業が進んでいて、まだノートに書き写していないのに先生に消されることなんてしょっちゅうでしたね。。。

あとは黒板の文字をノートに書き写すのにどうやって書き写せばよいのかわからず、悩んでいる間に授業が進んでいってしまってた記憶です。

なので、ちゃんと板書を取らないとついていけない教科はダメダメでした。英語とか。国語とか。

数学は公式使って計算さえすれば良いので、問題なかったです。
理科も全部教科書に書いてあるので大丈夫でした。

社会は、単純記憶をしなきゃいけない。という時点でつまらなさすぎて無理でした。。。
「検索したら出てくることを覚える必要なんてないでしょ」根性で、単純記憶が求められる勉強は結構放棄してましたね。。。

(そりゃ高校受験、失敗するわな。。。)

とはいっても、落ち着きは中学2年生ぐらいからついてきたと思います。

 

なぜ急に落ち着き男子になり始めたのかというと、
そっちのほうがモテそうだったから。
です。

口数少なく、ちょっとミステリアスで、クールで、だけども話すと気さくで笑顔いっぱいで優しい。
しかも、サッカー部のキャプテンでグラウンドでは大声出してサッカーをしていて、テストの点数も悪くない。

というキャラづくり。

結果でいうと成功してましたね。もう完全に。モテキでした。

大人になってから、実はあの子もあーでこーであの子とあの子がそれで仲悪くなってたんだよ。的な話を聞いて、びっくりしてました。(またモテたいなぁ)

 

そして、なんやかんや、その延長で、落ち着いた口数の少ない今の工藤が出来上がりました。

エロの力はすごいですね。

 

ところで、ここから真面目ですが、

「自分を●●というキャラに仕立て上げることで、それに必要なスキルを高めていく。」

というテクニックは科学的にも有用であるとされているようです。

 

コンフォートゾーン(快適領域)を理想の自分像に焦点を当てることで、現状の自分とコンフォートゾーンの相手に矛盾を感じるようになるため、ホメオスタシスの効果により、自然とコンフォートゾーンに向かって自分が変化していく。という理論があるそうです。

 

本来の自分はこうなんだ。とイメージを持つことによって、今の自分とのギャップに認知的不協和が発生するので、その不快感を解消しようと、必要なスキルを身に着けていく感じです。


実際に子供に対して「あなたは数学が得意だね」と教師が伝えると、それまでの成績に関係なく、言われた子供の数学の点数は伸びていくそうです。

「あなたは優しい心を持ってるね」と言われた子供は他人に優しくなるそうです。


「自分は●●な人間である。」
と自分で規定することで、その●●に自然と近づいていく心理効果。


自分は読書家である。とか、努力家である。
などと定めてあげると、もしかしたら少しずつ高めたいスキルが自然と高まっていくかもしれませんね。