ネガティブ思考が生み出す悪循環を断ち切ろう
突然ですが、今日の印象的な出来事を振り返ってみてください。
どんな出来事でしょうか?
気分が良かったことや、幸せを感じたことや、嬉しかったことなどでしょうか。
もしくは、
気分が悪かったことや、起こってしまったことや、失敗などでしょうか。
パッと思い返してすぐにポジティブなことを思い出す人と、ネガティブなことを思い出す人がいると思います。
できれば、常にネガティブにしているよりも、ポジティブに生きていたいものですが、簡単に変化することはできないみたいです。
ネガティブな情報に対する注意力が高まっている人は、ポジティブな情報ではなく、ネガティブな情報を積極的に認識して、記憶する傾向にあるそうです。
脳の選択的注意という、事前に気になっている情報を脳は認知しやすい。という傾向が影響しています。
ポジティブ思考が強い人はその逆で、ポジティブな情報を積極的に認識して記憶していくとのことです。
つまり、ネガティブの癖がついていると、脳の選択的注意がネガティブに向いているので、同じ出来事を目の当たりにしたとしても、ネガティブな人はネガティブな側面を捉えて記憶し、ポジティブな人はポジティブな側面を捉えて記憶していくことで、ポジティブな人の認知環境はよりポジティブになり、ネガティブな人の認知環境はよりネガティブになっていきます。
自分の過去を振り返ってポジティブな出来事ばかりある人は気分もポジティブになりやすいので、新しい出来事を体験してもポジティブな側面を認識しやすくなり、記憶します。
ネガティブ側の人は全く逆。
好循環と悪循環です。
どこで悪循環を断ち切るのか。というのがポイントになりますが、脳の選択的注意をどこに向けておくのかと、出来事に対する解釈をポジティブ側に倒すか、ネガティブ側に倒すかのところがポイントだと思います。
どのような出来事が発生したか?ではなく、それをどのように解釈するのか?が分かれ道。
いわゆる自動思考と呼ばれる、出来事を認知した瞬間に実行される思考の改善が悪循環を断ち切る第一歩かと。
自動思考の改善のためには、
毎日、自分は今日どんな場面で何に対してどのようなストレスを感じたのか。身体に現れた変化(汗が出た。声を荒げたとか)や行動の変化(その場を立ち去った。物を投げたとか)を振り返り、自分が刹那の瞬間にどのような思考をしているのかを自覚することが大事だと言われています。
毎日振り返って、自分の思考の癖に気づくようになることで、自然とネガティブな情報に対する脳の選択的注意が働いていたところを、強制的にポジティブな情報に対する選択的注意を発動させ、物事のポジティブ側面を認識できるようにする。という戦略です。
現在、僕は、この日課のブログを書く前に、「1:今日の自分の良かったところ」「2:外交的行動」「3:合理的な意思決定」「4:感情と思考の分離レベルについて」を振り返っています。
4番が今日一日で感情が動いたイベントは何があったのか。どう感情が動いたのか。それに対する合理的な思考はどう働いていたのか。を振り返る項目ですので、自動思考の振り返りは最後の4番で振り返っていることになります。
重ねて、ヴィパッサナー瞑想をすることで、以前よりも自分の感情の変化に気づきやすくなっているため、二の矢を受けにくい状態になりつつあります。
※「二の矢を受けず」という考え方がとても素敵なので、気になる方はググってみてください。
自分の思考パターンを変えていきたいなーという方は、僕と一緒に、文章での振り返りと瞑想をしていきましょ〜〜
では。また明日。
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