1万時間の法則の注意点
こんにちは。工藤悠也です。
よくその分野の上級者になるためには1万時間を要する必要がある。と言われますが、あれ、ただ単に時間を使えば良い。という話ではないことは、冷静に考えればわかるかと思います。
時間を使えば良いだけなら、小中高と英語の授業を受けてきた日本人みんな英語喋れるはずですが、そうではないですもんね。
(くそ。。。。英語話したい。。。)
重要なのは、時間の質。トレーニングの質です。
意図的な練習が重要だとされています。
意図的な練習とは、ちゃんと目標を設定して、それに向けて努力をするスタイルの練習のことです。
なぜ、意図的な練習が必要なのか。
なぜ、無意識の練習を繰り返すだけではだめなのか。
これについては、そもそもの生物としての「学習」のメカニズムに立ち返るとわかりやすいです。
生物の学習メカニズムはシンプルで、
行動に対するフィードバックがあり、それが快だったら、その行動を増やし、不快だったらその行動を減らす。というものです。
行動(練習)に対して、何らかのフィードバックがなければ、その行動を増やせばよいのか。減らせばよいのか。どう修正すべきなのかが脳機能レベルで判断できません。
そのため、良い行動だっとしても、今の行動を生み出した脳回路を強化するプログラムが発動しにくいわけです。
言ってしまえばPDCAですね。
目標/理想がなければ、今回の自分の行動が良かったのか悪かったのかが判断できないので、脳にフィードバックを与えることができません。
なので、ちゃんと目標や理想状態を堅持した上で、練習に取り組んだほうが、効率的だよ。ということだろうと考えています。
ただ、無意識下でも学習はある程度進む。という、潜在学習というメカニズムもあるそうです。
報酬が与えられていない状態で学習していくので、すぐさま学習結果は表面に現れていないけれども、ひとたび報酬が与えられると(意図的になると)それまでの学習結果が急に行動に反映される。というものです。
テレビや映画を見ながら練習するのも無駄じゃあないみたいですが、意識的な顕在学習より、潜在学習のほうが優れているという話ではないみたいなので、できることなら、顕在的に意図的な学習をしたほうが効率は良いのだと思います。
ということで、
なぁなぁで続けている読書や瞑想もちゃんと目標や身につけたいスキルを想定しながら日々行っていこうと、今一度背筋を伸ばします。
ブログについては、別にアフィリサイトを作ろうとしているわけではなければ、コンテンツマーケティングをやろうとしているわけでもなく、自分の日々のアウトプットを書き綴っているだけなのでこれといった目標も思いつかず、しばらくなぁなぁで続けます笑
稚拙な文章すみません笑
それでは。また。