脳は筋トレのように鍛えることができる

筋トレをすると筋肉が損傷して、それが回復するときに、以前よりも強く回復する（超回復）することで、筋力が増強して強くなっていきます。

それと同じように、脳も使えば使うほど強くなるらしいです。

何度も利用する脳の回路は情報伝達がされやすくなるし、特定の部位を頻繁に利用していると、そこの部位自体が大きくなったりもするらしいです。

例えば、タクシー運転手は複雑で膨大な数の道を記憶していくので、海馬が次第に大きくなっていくらしいです。また、音楽家は精緻な運動を司る部位が平均よりも大きいとのことです。

獣道のように、何度も何度も利用することで自然とその回路が強くなるイメージです。

一方で、使わなかった場合、脳の他の機能によってその領域は侵食されてしまうらしいです。

よく、目が見えない人は聴覚が優れている。と言われますが、実際にそのとおりとのことで、目が見えない人は何か音を聞いたりしているときに、本来視覚を司っている分野も同時に活性化するようです。

こんな考え方が簡単にできるようになりたいな。
と思うのであれば、その考えを何度も何度も反復することが一番の近道だと言うことですね。

斬新なアイディアを生み出したい。
と思うのであれば、アイディア出しの回路を何度も何度も利用して鍛えていく必要があります。

もっと肯定的に物事を捉えるようになりたい。
と思うのであれば、何か見聞きしたときに、肯定的に考えるように癖付けることが効果的だと思います。

実際に、認知バイアスの修正を目的としたトレーニングで、恐怖系の画像と穏やか系の画像を見せて、何らかのインセンティブを用意して、穏やか系の画像に注目させるようにすると、悲観的な性格がかなり改善する研究などがあるらしいです。

自分の脳は自分で鍛えることができる。
というのは吉報だと思います。

怠けずに、何度も何度も反復して思考トレーニングをしましょう。

僕は最近、短期記憶力が怪しいなと思うので、短期記憶力を要するような本の読み方とか、アウトプットの仕方とかをしていきたいなと思います。

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