意図的なトレーニング|読書編
先日こんな記事を書きました。
1万時間の法則の注意点 - Cardician's Blog
無意識にぐだぐだと目標もなく続けるトレーニングよりも、目標を定めるなどした意図的なトレーニングが重要であるという話でした。
そこで、今日は、読書方法について、ちょっとした意図的なトレーニングをしてみました。
それは、30分で1冊の本を読み、大枠を掴む。という速読に向けたトレーニングです。
1回の本読みですべての情報を頭に入れる必要はないので、今後すぐ利用できるような、選択的注意が働いている情報に焦点をあてて読むことで、最小の時間で最大の効果をあげよう。という試みです。
詳細まで把握するのではなく、その本の重要なポイントや、筆者の主張、自分が今知りたいことをつまみ食いするイメージです。
とりあえず以下の3Stepで試してみました。
Step1(5分):目次を見て、要旨を把握しつつ、読むべきポイントを定める
Step2(20分):読む
Step3(5分):まとめる
今回読んだ本はこちらです。
そして、最終的なまとめは以下(工藤メモそのまま抜粋)です。
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・我々は不必要に頑張りすぎて疲れてしまっている。
・もっと楽に生きて良いと思う。
・多くの能力は遺伝子によって左右される。
努力で向上させる余地もあるが、多くは遺伝子の影響。
・無理に苦手なことに労力を割く必要はない。
・特に他人からの期待に答えようとすると、苦手なことにでも頑張ってしまう傾向にある。他人の期待に答えようとするのはやめよう。
・自己実現とは、前人未到の何かを達成することではないので、必要以上に自分を追い込んで苦しまなくてもよい。
・人間も生物なので、生まれて生きて、遺伝子を残して死ぬだけ。その道中でくすぶったとか、花開いとかは種としては大した問題ではない。
・昨今の男女平等の波による、男女混合チーム編成は人類史上初の試みとなっているので、遺伝子レベルで初体験過ぎて、ストレスはかかる。しょうがない。
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さぁ、トレーニングを終えての感想ですが、「今知ろうとしている重要な情報には直接関係がなさそうだけれども、個人的にはちょっと興味がある情報」をちらっと目にすると、そこの熟読を始めてしまう癖があるようです。
なので、あとでまた熟読するように、何らかの印をつけて、我慢するなどの策が必要だなと思いました。
すぐに脇道にそれるから、時間ロスが激しくなってしまうのだと笑
そして、ゆっくりじっくり本を読むのって楽しかったんだなと思いました笑
筆者の言い回しの癖とか、細かい文章構成とかを読んでいくとその人の性格が何となく見えてくるので、そういうところも読書をしていて面白いと思っていたんだなと再認識したところです。
本書の大枠は掴んだので、このあと、詳細をじっくり読んでいきたいと思います。
結構、意図的なトレーニング、楽しかったです。
では。