使い分けることができない人は議論の邪魔。2つの思考方法。
アイディア出しの段階で、
それは実現できないよ
って否定する人
はっきり言って邪魔です。
古くからあるブレストのルールでも明記されてるじゃないですか。
他人のアイディアを否定するなと。
次々とアイディアが生まれなくなるから。
アイディアを出すときに重要なことは、量です。
質が優れているかどうか、実現可能性があるかどうかは次のフェーズです。
アイディア出しをするフェーズと、
出たアイディアが良いのかどうか、実現可能性があるのかどうかを検討し、意思決定を行うフェーズでは、
利用する思考方法が異なります。
区別して使い分けたほうが良いと思います。
前者は、発散的思考で、
後者は、収束的思考です。
換言すると
0→1 は発散的思考
1→100 は収束的思考
です。
市場を見ると、自分だけで区別しなくても、
どちらか得意な方に特化すると市場価値が上がりやすいと思います。
特に収束的思考での1→100を考えるときは、
専門性が必要だったりしますから。
発散的思考でバリバリ新しいことを考え、
自分の右腕となる人に、収束的思考で新しいアイディアをどんどん形にしていってもらう図式。
もしくは、
アイディアは出せるけど具体的な実現方法がわからない人に対して、
専門性を活用して、実現してあげる図式。
両方共、社会には必要な人です。
とは言っても、自分の中で2つを区別して利用できないのであれば、
アイディア出し、そしてその後の実現フェーズ
その両方において成果は出しづらくなると思います。
自分が何考えているのかわかってないと、ドツボにはまりますから。
自分が今どっちの思考を使っているのか。どっちの思考をよく使うのか。
簡単にチェックする方法があります。
アイディア出しの段階で、
「いや、でも・・・」
と発話を始めているのか、
「ということは・・・」
と発話を始めているのか。です。
前者が収束的思考で批判に入ってます。まだ早い。我慢しましょう。
後者は発散的思考で議論に幅を持たせてます。
「Yes,But・・・」なのか「Yes,And・・・」なのか。
シリコンバレー発信で、気をつけようね。って言われてることらしいです。
なんか「Yes,Andワークショップ」というものまであるみたいです笑
「Yes,And」縛りで議論をして、会議を有効にするためのトレーニングをするみたいです。
いろんなことがビジネスになってますねぇ笑
自分で勝手にやってろ。って思いますが。。。言い過ぎかなぁ。。。
そんなことに金使うのか。。w
似たような思考方法に水平思考と垂直思考というものがあります。
気になった人はググってみてください。
以上でございます。