Cardician's Blog

映画鑑賞のようにマジックを楽しむ習慣を

オススメの情報収集の2つの方法について。〜PullかPushか〜

LifeShiftを読み始める前に、さくっとアイスブレイク用に読みたかった本を
1冊ごりっと今日読み切って、晴々とした気分になっている工藤です。

 

さて、今日は情報収集には2種類の方法があるというテーマで書きます。

 

インプット方法や読書方法について、様々な手法論が巷には溢れていると思いますが、
主体者という観点から見ると、全ては2パターンに分けることができます。

 

それは、Pull型の情報収集なのか、Push型の情報収集なのかの違いです。

 

結論から言うと、僕は、この2パターンの両方を使い分けるべきだと思っています。


それぞれ解説していきます。

Pull型の情報収集

これはいわゆる普通の情報収集と考えてもらって大丈夫です。

 

何か気になることがあったら、そのキーワードで検索をかけて、調べる。
場合によっては、関連する書籍を購入して、情報を集める。
その分野の専門家が開いているセミナーにいく。などなどです。

 

自ら主体的に情報を取りにいく(Pullしにいく)構図です。

Push型の情報収集

一方、Push型は、主体者が自分ではなく、情報発信側になります。

自分が調べたいとか知りたいとかに関係なく、
情報側が自分の元にやってくるタイプで、
情報側が勝手に自分のところに集まってくる(Pushされてくる)構図です。


Pull型のメリットは、知りたい情報が知れること。ですが、
デメリットは、自分が知りたいと思わないと、新たな情報に触れる機会がありません。

 

Push型のデメリットは、やってくる情報が必ずしも自分が興味ある情報とは限らないこと。
メリットはその裏返しで、自分が全く興味がなく、自ら調べようと思わないような情報も、自分の元にやってくる。ということです。


AmazonNetflixのレコメンドは、
自分がまだ気付いていないかもしれない、新たな好きを提案してくれる機能で、
”好きな分野”を狙っているので、どちらかと言うと、まだPull型に相当すると思っています。

マーケティング的に考えると、これ系をPush型と呼んだりしますが、一旦今回の定義からは外れているので忘れていただいて。)

 

実は、無目的にテレビをつけて勝手に流れてくる情報達は、Push型に相当します。

好きかどうかわからない。むしろ興味がないかもしれない分野の情報が自分の元にやってくるのがPush型。


この、PullとPushの両方を持ってして、情報収集の仕組みを作っておいた方が良いのではないか。
というのが今回の話です。


つまり、自分の興味の世界を拡大するPull型の情報収集とは別で、
自分が興味あるかどうかわからないけれども、
自分の世界を拡大するためにPush型の情報収集もする。という構図。

 

大事なのは、Push型のクオリティ

その上で、Push型の情報収集のクオリティはとっても大事で、
テレビのニュースとかの、くだらないレベルのものは意味ないと思っていて、
(芸能人の不倫とか、スキャンダルとか、知ったところで人生へのメリットなさすぎる)

自分が知っておいた方が良いかもなーという分野の専門誌の定期購読が一番良いと思っています。

 

僕の場合、ハーバード・ビジネス・レビューを定期購読しています。

 

ビジネス系はもともと好きではあるものの、
僕にとって組織論とかマネジメント論とかはやはり手が出にくい分野なので、
それ系の情報が勝手に自分の元に届けられるのはなかなか毎月新鮮で面白いです。

 

※ただ、英語論文を翻訳して雑誌にしているので、
アメリカとの時差が発生していることには配慮すべきだと思っています。
体幹ですが、1年ぐらい遅れている感覚です。

まぁ専門的に特化すべき分野の情報収集ではないので、ちょっと遅いくらいは良いかなーと思っています。

いかにモチベーションを維持させるか?

で、Push型の情報収集で、最も大きな壁だと思うことが、
モチベーションをいかに維持させるか。です。

 

ニュースアプリとかをダウンロードしたところで、
絶対、興味がない分野は読まなくなると思います。
斜め読み程度はすると思いますが、少なくとも、熟読して糧にしようという読み方はしないはずです。

一時期試してみて、全然ダメでした。(僕だけですかね。。。。)

 

そんな甘い自分を律するための仕組みが、定期購読という仕組みで、(ステマじゃないです)
興味があるかどうかわからないけれども、
アンテナをはって世界を広げておいた方が良い!と思う分野の情報に対して、
先行してお金を払って、定期購読の契約をすると、

興味がないとか、時間がないとかの言い訳をしたくなっても、

もったいないじゃん!精神を発動させれば、ちゃんと読みます。


自分のモチベーションは、自らマネジメントすべきなので、だらけ癖のある僕にはこんな仕組みがちょうど良いです。


お金を払って得た情報と、
無料で得た情報では、身になり方が違います。

 

自分のためのことを思うなら、ケチらずにちゃんとお金を使って情報収集すべきです。

Youtubeとか、無料だから、ある程度の知識しか身につかないです。触りだけ。

ガチでやろうと思ったら、やはりお金を出して情報を買うべきです。

まとめ

とまぁそんなこんなで、
自分の興味の赴くままのPull型の情報収集だけではなく、
興味の有無に関係なく情報収集できるPush型の仕組みも作っておくと、良いかもしれません。
というお話でした。

 

それでは、また明日〜!