【プチ書評】Life Shift~人生100年時代~
ライフシフトの書籍を親父殿に紹介したら、どハマりして、
親父の会社の営業部LINEにおすすめとして流したそうで、
一つ親孝行を果たしたつもりになっている工藤です。
ぼちぼち読み進めており、やっと明日に一旦読み終えます。
雑感としては、絶対読んだ方が良い本だとおすすめします。
今回は、一番良い学びになったことを記載します。
人生100年時代、
60歳、70歳で引退できるほど金銭的な資産を貯めれれば良いが、計算上かなり難しく、ほとんどの人が無理。
80歳90歳近くまで働くことが求められる。
そんななか、現代は極めて変化の激しい時代で、
20歳までに貯めたスキルや知識だけで一生働けるわけではない。
陳腐化して、若い世代の新たなスキルと知識に負けて、仕事がなくなり、
年齢を重ねているにもかかわらず、労力に見合わず、給料が低い。という現象が待ち受けている。
これを回避するためには、
自分のスキルと知識をUPDATEするための投資期間を確保し、また新たな仕事へトライする。
時期が来たら、また投資期間を確保し、新たな仕事へトライする。
というサイクルが望ましい。
とはいえ、働き方自体も、これまでの企業に就職するということだけでなく、
自ら事業を起こしたり、複数の事業をかけもちしたり、自分探しのために様々な仕事を渡り歩いたりと、
多様な選択肢の波の中を泳いでいくことになる。
もっとも大事なことは、目に見える有形資産だけではなく、
知識・スキルや人脈や新たな自分に変化できる心意気、健康などの無形の資産を計画的に形成していくこと。
特に、自分を変化させることに前向きに取り組めるマインドを持っていないと、
時代の変化に取り残されて、寂しい老後を迎えることになる。
今から、100歳までの有形、無形の資産をどう形成していくのか、多様な選択肢の中をどう泳いでいくのか、
その計画がなければ、長寿であることが恩恵ではなく、厄災になる。
自分自身の気づきが両者を分かつ差。
視点の時間的な広がりを持つために、一度読むことをおすすめします。
分厚いので、漫画版をまずさくっと読むだけでもかなり良いと思います。
是非とも、ご一読ください。
今日はこれにて。
ではまた明日!