Cardician's Blog

映画鑑賞のようにマジックを楽しむ習慣を

辛くなければ仕事とは呼ばない。

わからないこともない。

 

誰かの言葉。聞いたことがあります。

 

「辛くなければ、仕事とは呼ばない」

 

誠心誠意、全力で取り組んだら、

そりゃきつい時もあると思いますし、

それが嫌いになることもある気がしてます。

 

現に僕もマジックが嫌いになったことが何回かあります。

 

その都度、なんらかの嫌いになった原因の解決があり、また好きに戻っています。

そのたびにマジック好き度合いが深まっていってます。

 

全力で死ぬ気で取り組んだらちょっとは辛いこともある。

けれども、

 

このことと、

 

常に辛く、ネガティブでなければ仕事とは呼ばない。

という解釈は全く別。

 

 

ポジティブに思う部分が少ないのであれば、

そもそもそんなことやる必要ないんじゃないですか。

今はそういう時代です。

 

昭和の戦後復興〜高度経済成長時は、

好きでも嫌いでも復興に向けて目の前の仕事をやらなきゃ、

飯が食えなかったような時代ですから、

今とは文脈が全く違います。

 

今はいかに仕事で遊べるか?の時代だと思います。

 

大いにポジティブ感情で仕事で遊ぶことが求められてます。

 

真面目にコツコツ普通に仕事をしているだけでは、

市場が飽和している中で目立つことが出来ないので、

生き残っていく事は出来ません。

 

ダニエル・カーネマンのファスト&スローでも解説されていますが、

ネガティヴな感情の時は脳のシステム2が活性化して、

冷静な判断とか分析型の思考が強くなり、

ポジティブな感情の時に脳のシステム1が活性化して、

直感力とか創造性は高まると言われています。

 

衣食住が満たされ、基本的な不満がなくなり、

不満足の解消ではなく、満足の増大という次元に移った人々のニーズを充足させるためには、

0→1の+αのアイディアが求められる。

 

そんな新たなアイディアを考えるためには、

ポジティブな感情が必要だと科学は言っている。

 

 

ネガティブ=仕事ではない。

 

特別な事情がない限り、

そんなにネガティブを感じる仕事ならさっさと辞めたほうが良いかと。

 

日本にいる限り、相当の事じゃない限り、餓死はしない。

政府からのセーフティーネットはちゃんとある。

心身を壊してまでやる仕事なんてこの世に存在していないので、

勇気を持って辞めてやりましょう。

 

 

いかに仕事で遊べるか。の時代だと思います。

 

 

僕も、仕事に、マジックに、私生活に、存分に遊んでますよ!

 

 

 

では、また明日~~!