自己啓発が苦手な人でも大丈夫。アドラー心理学を勉強する抜け道。
どうも。最近アドラー心理学の本を読んでいるので、絶賛自己啓発的発言が増えている工藤です。
苦手な人ごめんなさいっ。
今読んでいるのは、『嫌われる勇気』です。
かなり良書なので、まだお読みでない方、おすすめです。
ただ、自己啓発アレルギーを持っている方にとっては、ちょっととっつきづらい本だとは思います。。。
僕も同じタイプです。
「自己啓発(笑)」って思うタイプです。
エビデンスなどで合理的にロジカルに説明されないと納得できない呪縛にかかってしまっているので、懐疑的な目線で見てしまいますよね。
そんなあなたでも?!
アドラー心理学を構成している要素のいくつかなら、エビデンス付きで解説してくれている本があるので、今回ご紹介します。
要素①:人は変われる。自分は変われる。と考えよ。
先日の投稿『人はなぜ変われるのか?byアドラー心理学』でも書きましたが、過去が今の貴方を作り上げているのではなく、今成し遂げたい目的が貴方を作り上げているのだから、過去に囚われず、やりたいことをやる勇気を持てば良い。
人は過去で決まらない。いつからでも変わることはできる。
トラウマなんて存在しない。
今、やりたいことを達成するための手段として、過去の経験を捉え直して、使える要素をうまく利用していこう。
という考え方がありますが。
これについては、『マインドセット「やればできる! 」の研究』という本で紹介されている【成長マインドセット】という概念と非常に近しいと思います。
「自分は成長できる。変化できるんだ。」と考えている成長マインドセットの人たちと、
「自分の能力は今のまま、固定なんだ。変わることはできない。」と考えている硬直マインドセットの人たちを、
様々な調査や実験にかけて、比較した結果、【成長マインドセット】である方が、人生には良い影響を与えるよ。と教えてくれる本です。
要素②:今、ここに集中する。
過去や未来なんて存在しない。妄想に過ぎない。
過去が今の貴方を形作っているわけではないから、今の言動には関係ないし、ましてや未来なんてまだ起きていないことなんだから、今の貴方には無関係。
過去の後悔、未来への不安。は不要。
今この瞬間に最大限の注意を払って生きよ。
という話は、昨今流行の【マインドフルネス】だと思います。
マインドフルネス自体は色々な本で勉強できると思いますが、マインドフルネス自体の効果をエビデンスベースで教えてくれるので、僕はこちらの本が好きです。
『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』
https://www.amazon.co.jp/dp/4478068445/
要素③:自己肯定ではなく、自己受容
自分はできるんだ!今回は30点しかとれなかったけど、本当は100点取れるんだ!というのが自己肯定で、今の自分の実力は30点なんだ。よし分かった。と受け入れるのが自己受容。
自己肯定をしても意味ないので、あるがままの自己を受け入れて、目的に向かってやるべき現実的な対応策をとって行きましょう。
という考えがあります。
これは、最近の言葉で表現すると、【セルフコンパッション】というものになると思います。
セルフコンパッションとは、要するに、あるがままの自分を受け入れる心です。
自分の良い点も悪い点もそのまま受け入れること。
研究によって、セルフコンパッションが高い人は幸福感が高く、不安や抑うつの傾向も低いということが判明しています。
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2019年 5 月号 [雑誌] (セルフ・コンパッション)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07PJ21NXR
『他人と比較しない。自分ができることだけに集中しよう』
という要素もこの中に含まれるだろうなと思います。
さて、自己啓発アレルギーの方向けに、アドラー心理学の構成要素のいくつかを科学的エビデンスありで解説している本をご紹介しました。
構成要素はこの他にもあるかもしれませんが、一旦現状の知識でまとめてみた次第です。
それぞれの要素の効果は科学的な立場からも実証されていることなので、自己啓発アレルギーの人でもとっつきやすくなってくれれば良いなと思います!
では、また明日〜。
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まぁいつか観てやるか。というそこの貴方。
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