ネガティブなニュースのほうが人が注目しやすい理由が面白かったです。
こんにちは。工藤です。
今回のコロナウィルスことCOVID-19のパンデミックについては、WHOがインフォデミックという言葉を使っているように、これまでと違ってSNS等ネットによる恐怖の拡散が目覚ましかったとされています。
かねてから、マスメディアは人を不安にさせたり怒らせたりするようなネガティブなニュースを重点的に取り上げて、祭り上げることで、注目を集めている傾向がある。と非難されていましたが、今回のコロナ騒動ではっきりとマスメディアがそういう仕事しかしないんだな。という印象になりました。
※例外はあるでしょうけれども、もうそういう印象です。。。
ところで、なんでポジティブなニュースよりもネガティブなニュースが注目されやすいのでしょうか。。
みんな普段の生活にストレスが溜まっているから・・・・
とか、
他人の不幸を見ると自分の生活が幸せなことを自覚できるから・・・
とかとか、
いろいろな意見を耳にしたことがありますが、どうやらもっとシンプルな理由があるみたいです。
▼「快楽」と「恐怖」
我々ホモサピエンスが生き残るために行っている行動は極論2種類に分類することができます。
「快楽に近づく」行動と「恐怖から逃げる」行動です。
特に、後者の「恐怖から逃げる」行動は強力です。
いわゆる闘争・逃走本能という生命の危機をいち早く察知してドーパミンを放出して、呼吸、心拍を増加させ、発汗させ、瞳孔を開き、戦闘態勢に入る回路です。
例えば集中してなにか作業をしていたときに隣の部屋や近くで大きな音がなった場合、瞬間的にその作業を中断して音のなる方向へ注意が向くと思います。
また、家の中でゴキブリが走る姿を目の端で捉えた瞬間にも、とっさに目をやり戦闘態勢に入ると思います。どれだけ目の前の作業に直前まで集中していたとしても。
生命を脅かすような大きな危険を察知したら大脳の回路を通さずに扁桃体から指示が出て、即座に闘争・逃走体制に入ります。瞬時に。
このように、我々は生物として、ポジティブな情報よりも、ネガティブな情報を敏感にキャッチするようにプログラミングされているようです。
ということで、ネガティブなニュースのほうが、生命維持のために見過ごせない情報。として注目が集まりやすい。という図式が説明される模様です。
しかもたちが悪いのが、ネガティブな回路は一瞬で活性化されるけれども、もとに戻るのに時間がかかる上に、もとに戻るまでは世界を悲観的に見てしまう傾向が高くなるそうです。
不必要なマスメディアのネガティブニュースに付き合ってしまうと、
時間を損する上に、
不要な情報をインプットされて、
しかも自分の生活を悲観的にしてくる。
という3段階で損しちゃう。という感じでしょうか。
そりゃあテレビは見なくなりますね。。。
SNSでもネガティブ全開で走っている人の投稿はそっと見ないように。。。
人は食べたもので出来上がっていると言われますが、それはインフォメーションについても同じことが言えると思います。
良質な情報に囲まれるように配慮していきましょ。
では、また明日。
参考文献
https://www.amazon.co.jp/dp/B074FQ7MSL/
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まぁいつか観てやるか。というそこの貴方。
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