自分自身に対するニュートラルな視点が、他人の意見に耳を傾ける姿勢を作ってくれるのだと思う。
客観的な事実だと思っていたことが、実は主観的なバイアスにかかっていることがあったりするので、
「どうやらメンバーと意見が食い違うようだなぁ」
と思ったときには、一旦相手の意見を素直に聞いてみる。とか第三者の意見を聞いてみるとかして、
自分以外の意見を素直に観察するということをしてみると良い。とはよく言われますよね。
何を当たり前なことを。と思いますが、これを実践するとなるとちょっと難しい気がします。
自分に自信を持ちすぎていると他人の”建設的な”意見を素直に聞けないし、
自分に自信がなさすぎると他人の意見に振り回されます。
ちょうどよいバランスを保つためにおそらく大事なのは、ニュートラルに自分の長所と短所を捉えていることなのかなと思います。
自分は間違わないはず。失敗しないはずという変な自信を持っていると他人の意見を聞いて自分の意見を変更するのはプライドが許せないかと思います。
”自信”という主観的なバイアスを持って自分の脳力を捉えておくのではなく、
「●●ができる/やったことがある」というように、
事実ベースで(良し悪しとか得意不得意という主観ではない)ニュートラルな視点で自分の能力を見つめておくことが、他人の意見に適度に耳を傾ける姿勢につながるのかもなと。