Cardician's Blog

映画鑑賞のようにマジックを楽しむ習慣を

知識と体験、どっちが大事?

百聞は一見にしかずとはよく言うことですね。

何かを学ぶにあたって、知識ばっかりを蓄えるよりも、実際に体験して見ると手っ取り早く学ぶことができると。

陸の上で泳ぎ方の練習をずっとやるよりも、
実際にプールに飛び込んで見たほうが上達は早いよ。ってことですよね。

 

ですが、
「知識を得ることではなく、経験こそが大事だ」
は言い過ぎな気がしています。

 

確かに、経験/体験を持ってして初めて”わかる”ものというものは存在しています。

”赤”という色の特徴をどれだけ調べて知識として得たとしても、実際に目で”赤”を見ることで初めて本当の意味で”赤とはなにか”について知ることができます。

が、それだけではなく、知識だけで”わかる”こともたくさんあります。

知識を得ることが意味なかったら、この世に本がこれだけ多く存在している価値がないってことにもなりますから。。

 

ただ、知識を得るだけでは現実世界は何も変わっていかないことは確かです。

知識を得ることによって、手っ取り早く先人の失敗と成功を学び、自分の体験に活かすことができてこそ、学ぶことの強みになります。

 

知識と体験、どっちが大事?という話ではなく、

知識と体験の行き来をすることが大事だ。という話だと思います。

 

知識/知恵として「原理・原則」を学び、
それをもとに「事実・事象」を経験し、
その結果をもとに、「原理・原則」を精緻化し、
再度「事実・事象」に取り組む。
というループだと考えています。

 

「原理・原則」と「事実・事象」どちらか片方に偏るとおかしなことが起きるかもしれませんね。

実現できない机上の空論や非常に非効率な行動の反復など。

 

両方の要素を更新し続けているか?と振り返りつつ、日々を過ごしていきたいと思います。

では。