人生のポートフォリオを組む。
こんにちは。工藤悠也です。
今日は。ポートフォリオって大事だな〜。って話です。
「ポートフォリオ」とは?
ポートフォリオという言葉は、金融業界やデザイナー業界、経営戦略の領域など、複数の分野で使われる概念で、要するに「1つのことに特化するのではなく、役割ごとに複数の事柄をもって、全体を支えようね。」という考え方です。
デザイナーさんらが使うポートフォリオという言葉は、自分の過去作を複数ひとまとめに提示できる画面やサイトのことを指します。
投資の世界ではポートフォリオを組む。と言って、低リスク資産や高リスク資産など、複数種類の投資を行い、リスクを分散することで、1つのアクシデントで全体が倒れないようにしよう。と考えます。
経営戦略の世界では、多くの投資をしなくても利益を稼げる領域(金の生る木)、未来がないから投資を最小限にして撤退すべき領域、今は赤字だけれども、この先、金の生る木になる可能性があるから、引き続き投資をし続ける領域。などを作ることによって、効率的に利益を獲得し、未来のために投資し、やめるべきことはさっさとやめよう。とします。
こうすることで、一つの事柄に束縛されず、全体を守ることができます。
人生の「ポートフォリオ」を組む
この考えは、僕たちの人生にも利用できると思っています。
ライフスタイルについてもポートフォリオを組もう。というご提案です。
自分という存在の拠り所を複数用意することで、1つのことにすがらなくても良い状態にして、例え1つの事柄が潰れそうになったとしても、別の何かで自分を支えることができる。という状況を作っておいた方がメンタルヘルス的には良ささそうだなーと思います。
以前、日本人が仕事でうまくいかなくなって鬱になる傾向が高いのは、無宗教だからだ。という主張に出会ったことがあります。
え?日本人は大体仏教でしょ?と思わいましたが、確かに死にまつわるイベントしか仏教はあまり登場せず、日頃から念仏を唱えたり、ブッタの教えを学んだりすることはないです。
「南無阿弥陀仏」 という念仏は知っていても、阿弥陀の本願は大人になってから勉強して初めてしりました。
ということで、日本人(の多く)は無宗教だ。とも考えれるなと思っています。
一方、欧米の人には仕事以外にキリスト教がある。
仕事という柱が折れたとしても、宗教があるから、自分を支えることができる。という状態です。
仕事で、心底落ち込む経験をしたとしても、祈っておけばOK!という心の支えがあるとのこと。
しかし、無宗教の人は、仕事という1本の柱で自分を支えていることになります。(人によっては家庭もあるかも)
仕事というとりどころの1本が折れると、よりどころがなくなって自分自身も折れてしまう。そんなことは許容できないから、どんなに過酷な状況でも、どんな手を使ってでもなんとかして今ある1つの柱を守ろうとして、窮屈に生きなきゃいけない。
なるほど。確かに。と思います。
私の「ポートフォリオ」状況
最近僕がハマっている、アドラー心理学や、マインドフルネス、セルフ・コンパッションなども、ある種、一つの哲学であり、信条だとも捉えられます。
何か辛いことがあり、感情が揺さぶられたとしても、過去は過去で変えることはできないから、反省を活かすしかないし、今からできることは今自分ができることしかないんだから、つべこべ言わず、今に意識を向けて、できることをちゃんとやるしかないね。
今の自分を受け入れて、他人を信頼して、他人へギブして、自分が感じる貢献感を高めて、幸福を感じよう。
過去の失敗を言い訳にして、今の自分と向き合わないのはただ逃げてるだけだよ?
と。
禅、アドラー心理学、マインドフルネス、セルフ・コンパッションあたりをごちゃっとして考えるとこうなる感じがします。
僕は、デジタルマーケティングコンサル、マジック、家庭、読書、↑の東洋的な哲学を持っています。
以前はサッカーとかもランクインしてましたね。
何か1つに頼ると、それが崩れた時に自分を保てないかもしれない。
いくつか自分の軸を用意しておいた方が、人生100年時代を奔走するためのリスクヘッジになるのかもしれないな。
と思った1日でした。
それでは、また明日〜!
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まぁいつか観てやるか。というそこの貴方。
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