Cardician's Blog

映画鑑賞のようにマジックを楽しむ習慣を

瞑想で時間感覚を取り戻す

どうやら瞑想は自分が目指している姿に近づくために効果的みたいだということがわかり、去年から習慣的に行うようにしています。

集中力、注意力、ワーキングメモリ、思考力等の向上も嬉しいですが、自分の感情を客観的に捉えて、感情の波に翻弄されないようになることを目指せるのもとてもいいなと思っています。

あるがままの自分を受け入れるセルフ・コンパッションの能力も高まれば、日々楽に生きつつ、様々なことにチャレンジしていける気もしています。

 

新たな習慣を身につけるのはそこそこ難しいことですが、瞑想を習慣化するのにはまた違った難しさがありました。

瞑想をやっている最中に楽しさがあるわけでもなく、1日やったからと言って目に見える変化があるわけでもなく、筋トレのように筋肉が痛くなるとかいう刺激があるわけでもなく、ただただ、30分時間を無駄に使ってしまったのでは?という感じがあります。

 

特に平日だと忙しくて30分も何もせずただただ呼吸や歩行に意識を向けるだけだなんてもったいない。

と思うときもあります。


が、この”忙しくて30分がもったいない”というのは幻想であることが往々にしてあります。

 

闇雲にPCに向かっていても全く資料作成が進まなかったり、アイディアが生まれなかったりして、無駄な数時間を過ごすこともあるので、そんなときはきっぱりと諦めて30分程度仮眠をとって休息してから再度仕事に向き合えば、急速に進むことがあります。

 

人間、1日に集中できるのはせいぜい合計で3時間程度とも言われています。

むしろ、1分1秒を惜しんで忙しい忙しいと考えていると、
焦りやパニックを引き起こし、目の前のことに集中できなくなり、仕事が進まず、結局本当に時間がなくなり、更にパニックになる。という悪循環が発生するそうです。


自分は忙しくない。集中力が高い濃密な時間を数時間確保できれば十分仕事のアウトプットができる。

と焦りを感じないことも大切だそうです。

 

”忙しくて30分も何もせずただただ呼吸や歩行に意識を向けるだけだなんてもったいない。”

 

と思ったときでも、とりあえず30分座って瞑想をしていると、”おや、自分には実は時間があるんじゃないか?”という気づきも生まれました。


瞑想は、なかなか効果を実感しにくく、続けにくいと思いますが、忙しい日々だからこそ、落ち着きを取り戻すために、10分でもじっと座って呼吸に意識を向けてみるクールダウンの時間を確保してみてはいかがでしょう。

 

では、また明日〜。